アフィリエイト広告運用、獲得を増やす改善・拡大の15ステップ!

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アフィリエイト運用

アフィリエイト広告は、成果報酬という課金形態で、費用対効果に非常に優れた広告です。また、そこまで手間をかけずとも掲載はできます。
ただし、アフィリエイト広告の運用に力を入れないと競合企業に掲載面を奪われるなどして、結果的に獲得数が減少してしまいます。
また、いざアフィリエイト運用に力を入れようとすると、手間がかかります。報酬アップなどの施策も適切に行わないと、広告費だけが膨らんで効率が下がり、獲得は変わらないという状況になることもあります。

 今回は、アフィリエイト運用を行う上での基本業務の内容を押さえた、アフィリエイト広告経由の獲得・売上を増やすための施策について、ベース作りのための7ステップと、そこから拡大させるために日々行うべき8ステップを紹介します。

基本的には、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)というアフィリエイト広告を掲載したい媒体を束ねているサービスを利用して、すでにアフィリエイトを開始された方に向けて、説明します。
これからアフィリエイト広告を開始される方向けには、アフィリエイト広告の説明などを、以前に記事にまとめていますので、そちらを読んでみてください。
アフィリエイト広告とは?いまさら聞けない、その仕組みと活用方法

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1.アフィリエイト運用の基本業務
2.アフィリエイト運用のポイントは「リクルーティング」
3.アフィリエイト運用の効率化・ベース作りのための見直し7ステップ
4.アフィリイトからの獲得を伸ばす拡大の運用8ステップ
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1.アフィリエイト広告運用の基本業務

 アフィリエイト広告は、広告を様々なサイトに掲載してもらうため、また掲載後に広告費を確定させるために、下の4つの基本業務が必要になります。 


アフィリエイト運用の4つの基本業務
●提携承認作業
●成果確定作業
●レポート確認
●不正アフィリエイト対応


この対応は必須なのですが、基本業務ばかりに時間を費やしてしまうと、獲得を増加させる手を打つ時間が足りなくなってしまいますので、業務の内容を理解して、担当分担、効率化を検討いただきたいと思います。

 ●提携承認作業

下の図にあるように、アフィリエイト広告はアフィリエイトサイトからの提携申請を受けるところから始まります。
00_アフィリエイト

広告主(もしくは広告代理店)は、提携申請をしてきたサイトを確認します。問題がなければ承認、問題があれば拒否(もしくは保留)をします。
サイトを一つひとつ確認するため、非常に手間がかかりますが、ふさわしくないサイトへの掲載を避けるためにもしっかり行いましょう。
申請から承認までの期間が長いと、掲載を見送られてしまう可能性が高くなりますので、できるだけこまめに対応したい業務です。

【実施時期】
理想は毎日。掲載スピードを落とさないためにも週1回は対応したい。

【効率化例】
・自動承認(確認不要で承認)で問題ない場合はその設定にする。
・あらかじめ、問題のあるカテゴリは排除する。
・代理店で実施の場合は、承認条件を伝えた上で代行してもらう。
・有力媒体との提携をほぼ終え、提携する媒体の数を十分に拡大できたら、提携申請の受付を停止(クローズ)する。その後は、提携できていない有力媒体にのみ提携申請の受付を開放します。目安として、1年間は全媒体に対してオープンでの運用を続けます。

●成果確定作業

広告費の確定、アフィリエイトサイトへの支払い金額の確定のため、未確定成果としてあがってきている成果(コンバージョンデータ)を確認します。存在しない住所での登録など不正や返品、重複など対象外成果でなければ承認し、確定とします。確定した時点で広告主への請求対象、アフィリエイトサイトへの支払い対象となります。

【実施時期】
手動で行う場合は、月末までに行う。

【効率化例】
・全承認(全ての成果を承認)で問題ない場合はその設定にする。
・ASPによっては、タグ計測ではなく発送データと連携することで、発送ベースで不正ではない注文と確定した時点で成果データを戻すシステムもある。 

●レポート確認

月別、日別、サイト別の獲得状況を確認して、対策の方針決定の参考とします。

【実施時期】
適宜。月中に最低一度は確認する。

【効率化例】
基本的に管理画面で確認するか、代理店やASPから報告を受ける。

●不正アフィリエイト対応

禁止事項となる不正掲載をするサイトなど、不正を行っているアフィリエイトサイトの確認を行います。発見した際はASPへの通報や警告を行います。悪質なものは提携解除、発生した成果についても非承認とします。

【実施時期】
適宜。

【効率化例】
人力での対応が基本。
他には、成果データでの異常値(極端に多い獲得数)から懸念のあるサイトを確認する。

不正の例
・広告主が許可していないリスティング(PPC)広告の出稿
・無許可の画像使用、文章コピー
・誇大表現、虚偽表記
・根拠のない情報の表示、ランキング付け

2.アフィリエイト運用のポイントは「リクルーティング」

 アフィリエイト広告は、さまざまなサイトと提携を行い、掲載を増やしていきますので、下の2つが大きなポイントになります。


アフィリエイト運用の2つのポイント
【掲載拡大】掲載される媒体(個人サイト/法人メディア)を増やす
【掲載強化】より獲得が見込める枠への掲載を促す


まずは何よりも、掲載されるサイトを増やすことが重要です。この掲載サイトを増やすことを「リクルーティング」と呼びます。

 未提携⇒提携⇒掲載(アクティブ)
アフィリエイトが掲載に至るまでには「未提携」の状態からまずは提携申請をしてもらい、提携状態になることが必要です。次に、提携しただけではまだ掲載されていないので、提携サイトに広告を選んでもらい、サイイト内に貼ってもらって初めて掲載となります。提携状態のサイトに広告を貼ってもらう(掲載される)ことを「アクティブになる」と言います。

具体的に掲載サイトを増やし、掲載を強化してもらうには下の2つの方法が中心になります。


掲載を拡大・強化させる主な2つの方法
・特別報酬の設定
・素材、情報の提供


1つが「特別報酬の設定」。
アフィリエイトサイト運営者には、報酬がモチベーションの方も多いので、報酬を上げて、他の案件と差をつけることで、掲載したいという気持ちを高めます。また、アフィリエイトサイト運営者に、案件を見つけてもらいやすくなるメリットもあります。

 次に「素材、情報の提供」。
報酬を目的にサイト運営している方ばかりではなく、自分のサイトでさまざまなサービスを自分の声で紹介したい、と心から思っているアフィリエイトサイト運営者もいます。サイトの見た目が悪くなるようなバナーは貼りたくない、自分のサイトに合う商品ではないので紹介したくない、と考えるアフィリエイトサイト運営者もいます。
そのようなアフィリエイトサイト運営者に対しては、さまざまなタイプの素材を用意したり、アフィリエイトサイト運営者向けのメルマガを配信します。
法人メディア(主にポイントサイト)と個人サイトに分け、どのような対策を行うかをまとめたのが下の表です。
01_アフィリエイト

それまでのアフィリエイト運用の状況にもよりますが、これらの施策で1年後に2倍以上の売上になった事例もあります。(弊社2014年実績より)
これを機に是非、運用の見直しと強化をしてみてはいかがでしょうか。

アフィリエイト運用の効率化・ベース作りのための見直し7ステップ(ステップ1-7)

 

03_アフィリエイトまず、ベース作りのための7ステップをご紹介します。
主に、「掲載面を拡大(掲載サイト数の増加)」を目的にした対策です。アフィリエイト広告を実施している同業・競合企業が掲載しているサイトに、漏れなく掲載できるようにすることが目的です。
このステップを、見直し開始からおよそ半年を目処にまずは行い、1年から2年ごとに見直しを行うことが理想です。

【ステップ1】稼働ASPの精査 (★★

稼働ASPが多いと、それぞれに月額の固定費用が発生し、無駄となっているケースもあります。もし固定費のかかっているASPで、獲得ができているサイトが少数のものがあれば、無駄な固定費を削減するためにも、思い切って解約しましょう。獲得が見込めるサイトは限られています。また、多くのサイトは複数のASPに登録しています。少数の獲得サイトは、別のASPに移行できるケースがほとんどですので、解約後に稼働ASPへ引き継いで集約しましょう。

【ステップ2】管理画面紹介文の見直し (★)

アフィリエイトサイト運営者が見るASPの管理画面には、広告主の広告の説明が記載されています。報酬額や成果地点(どの時点で報酬対象となるか)のほか、どのようなサイトであるか、などが自由に表示させられます。ここに他社サイトとの差別化ポイントや、紹介してほしい内容を整理して提示しましょう。定期的に更新し、最新のキャンペーン情報を盛り込むのも有効です。アフィリエイト広告開始時より全く見直されず、数年前のサイトの情報が掲載されていたりすると、せっかく掲載を検討したアフィリエイトサイト運営者を取り逃すことになります。
また、紹介文の中に、アフィリエイトサイト運営者が管理画面上で検索するだろうキーワードを入れておきましょう。「送料無料」や「報酬アップ中」、季節ワード(「福袋も人気!」など)を入れておくことで、アフィリエイトサイト運営者が掲載する広告を探しているときに、見つけてもらいやすくなります。

【ステップ3】<全体>報酬条件の見直し (★★★

報酬単価が競合企業と比較して低すぎないか、逆に高すぎないかを確認しましょう。もし、単価が低すぎたために掲載が思うように進んでいなければ、この部分の見直しで、掲載サイトを増やすことができます。競合企業の単価は、自身がアフィリエイトサイト運営者として登録することでも確認できますし、広告代理店やASPに聞いてみてもよいでしょう。

【ステップ4】入稿素材の精査 (★)

さまざまなサイトへの掲載に対応するため、多様なバナー(基本バナー+訴求バナー)を複数サイズ用意します。「ロゴバナー」を基本サイズで用意するのは必須です。その他に、「キャンペーンの内容」や、「売れ筋商品を掲載したバナー」、「季節もののバナー」も用意します。

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●基本サイズ(横×縦)
468_60、234_60、100_60、120_60、120_120
●できれば用意したいサイズ
100_100、125_125、200_200、160_600、120_600、300_250、336_280、728_90、250_250
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その他、スマホ用のサイズが入稿できるASPもあります。
また、テキスト素材についても、重要なポイントがあります。忘れてはいけないのが、ブランド名、サイト名のみのテキスト素材。ついつい、リスティング広告の説明文のようなテキスト広告を用意してしまいますが、ブログへの掲載をする場合、ブロガーの声で説明がすでにされているので、リンクはサイト名や商品名に留めたいと思うアフィリエイトサイト運営者は多いです。広告主が用意したテキスト広告を掲載することで、広告色が出てしまうことを嫌いますので、必ず「ブランド名」「サイト名」だけのテキスト広告を用意しましょう。

【ステップ5】<有力個人サイト>見込み媒体リスト出しと開拓 (★★

ベースアップのステップで特に重要なのが、このステップ5と、次のステップ6です。
ステップ5では、個人サイトで獲得が見込めるサイトをリストアップし、それらに漏れなく掲載できるよう、アフィリエイトサイト運営者に働きかけを行います。個人サイトは、できれば使用してくれたブランドのファンであるユーザーがよいです。企業側が伝えられないこと(使用感など)を伝えてもらえるメリットがあります。個人サイトの中には、専用サイトや専門カテゴリを作ってくれる個人の方もいるので、申請してきたサイトだけで判断せず、どのような形式でアフィリエイトサイトを運用しているかをASPに聞いてみましょう。

獲得が見込めるサイトのリストアップの方法は、大きく2つあります。一つが、ASPや広告代理店に依頼する方法です。
その際、「競合企業の掲載をしていて獲得ができているサイト」という視点と、ターゲットユーザーが閲覧していそうなカテゴリのサイト(ファッションブランドであれば、ファッション関連のブログなど)という視点でリストアップしてもらいます。
2つ目の方法は、ターゲットユーザーが検索しそうなキーワードを検索エンジンで検索し、上位のサイトをリストとする方法です。
この方法でリストアップしたサイトについては、ASPに登録があるサイトかを確認する必要があります。

 それぞれでリストアップしたサイトについて、エクセルに一覧でまとめ、ASPよりアプローチしてもらい、適宜進捗を追っていきます。ASP側からメールでしか連絡がとれないサイトもあれば、有力サイトであれば直接ASP担当者が面会しているサイトもあります。

それぞれについて、掲載の打診をした結果をまとめていき、掲載に至らない理由を一つひとつ解決していきます。たとえば、単価面がネックで掲載が進んでいない状況であれば、個別に単価を上げるという対応をとります。

【ステップ6】<小~中堅法人メディア>見込み媒体リスト出しと開拓 (★★

基本的にはステップ5と同様です。ステップ5と平行して進めます。ASPに「掲載できていないポイントメディアをリストアップしてください」と依頼するとよいです。連絡がつき、条件が折り合えば、個人サイトよりもスムースに掲載は進みます。

 注意点として、不正の多いサイトなどは除外してもらうようにしてください。それ以外は、基本的に固定費用が発生しない限り全て掲載できるのが理想です。

【ステップ7】<有力法人メディア(固定費媒体)>掲載開始 (★★★

下のカードモール、航空系のモールは、インターネットでの商品購入になれているユーザーが多く、特にECサイトで非常に獲得が見込めるサイトなのですが、掲載費として成果報酬費用とは別に固定費用が発生します。固定費も含めて、効果が見合うかを十分検討した上で出稿(出店)してください。

 ・永久不滅.com(セゾンカード) http://www.a-q-f.com/
・JALマイレージバンク https://partner.jal.co.jp/site/jmbmall/
・ANAマイレージモール http://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/mileagemall/
※いずれも初期費用10万円/月額費用5万円 

アフィリイトからの獲得を伸ばす拡大の運用8ステップ(ステップ8-15)

 ベースが整ったら次に、掲載されているサイトに対し、より獲得が見込める枠への掲載強化を促します。その部分の対策を拡大の8ステップとして説明します。このステップは一度行ったら終わりではなく、日々繰り返し行う施策で、アフィリエイト運用のメインとなる施策です。
02_アフィリエイト

【ステップ8】<全体>メールアナウンスによる掲載促進 (★)

広告主は、提携しているアフィリエイトサイト運営者に対して、管理画面もしくはASP担当者を通じてメールを送信することができます。この機能を利用して、報酬アップ情報・キャンペーン情報などを送り、サイトのアクティブ化、掲載位置の強化を狙います。

何かキャンペーンを行った際に送るという使い方以外に、毎週1回、メールを送るショッピングサイトもあります。メールの内容はキャンペーン情報のほか、新商品のおすすめポイントや、伝えてほしい情報をまとめます。
内容が面白いと、アフィリエイトサイト運営者も、楽しみに待つようになります。個人的な情報を織り交ぜると、発信者の人柄が伝わり、好意的に受け取られるという効果もあります。

 アフィリエイトサイト運営者は、商品をどう紹介するのがいいか悩んでいることもあるので、コピペで記事にできる内容をまとめてあげると、掲載が進みやすくなります。
また、アフィリエイトサイト運営者はこのようなメールを1日に数十通受信しているので、開封してもらえるように、内容やタイトルに工夫する必要があります。報酬アップの内容や、キャンペーンの情報など、タイトルを見ただけで、アフィリエイトサイト運営者にメリットが伝わるよう工夫しましょう。

【ステップ9】定期的な素材(バナー、商品リンク)の差替え (★)

ステップ4で必要素材を揃えるのが前提ですが、素材については入れたら終わりではなく、定期的に見直します。
「季節ものバナー」や「キャンペーン訴求バナー」「新商品のバナー」などは、時期が終われば差替えていきます。差替えや追加を行ったら、その内容をアフィリエイトサイト運営者にメールで告知します(ステップ8)。
注意点ですが、管理画面上のバナーを削除すると、そのバナーを掲載しているサイトの広告がリンクデッドになってしまいます。
ですので、必ず新バナーに差替えるか、古いものはロゴバナーなどベースとなる素材に差替えます。ロゴバナーなど、ベースとなる素材は、差替えるとそれを掲載しているサイトのバナーも差替わってしまいますので、特に変更の必要がない限りは差替えません。
また、バナーやテキスト以外に商品リンクを導入している場合は、こまめに更新を行います。商品リンクは、商品ごとのリンク先と商品画像、商品の価格などを一覧化したリストで、アフィリエイトサイト運営者がECサイトではなく、商品を紹介したいときに使用するリンクです。
このリストが古いとリンクデッドになるので、定期的なメンテナンスを行います。

【ステップ10】<全体>成果アップキャンペーンの実施 (★★

繁忙期など、競合企業も広告出稿を強める時期や、アフィリエイト広告開始間もない時期に、アフィリエイトサイト全体に対して、報酬額をアップする施策を行います。
競合企業より単価が高いことで、掲載位置が優遇されるなどの露出強化がされたり、これまで掲載をためらっていたサイトが掲載を開始してくれる効果が期待できます。
また、ポイントサイトなどの法人メディアについては、エンドユーザーへの還元ポイントがアップするため、CVRがよくなることも期待できます。
ただし、特に掲載強化が保証されているわけではないため、広告費だけが増加し、掲載状況は何も変わらない懸念もあります。実施するタイミングや目的を明確にした上で、検討していただきたいです。

【ステップ11】<有力個人サイト>掲載強化プランの実施 (★★★

拡大のステップで特に重要なのが、このステップ11からステップ13です。まずは、有力個人サイトに対して掲載強化プランを実施します。獲得が毎月あるサイトや、獲得数の多いサイト上位に対して、下のようなプランを行い、より掲載を強化してもらいます。


・ブログの記事更新や、ランキングサイトの上位掲載を条件に、期間限定で「報酬アップを実施」。
・モニター(製品を送付して、使用してもらい、ブログ記事にしてもらう)を実施
・イベントを実施。(新製品の発表会などにブロガーを会場に招く)


一つの商品について、ブログの記事で2回以上更新があると、信用してもらいやすいという声もあり、獲得のもともと多いサイトや、獲得が出だしたサイトで行うと効果的です。
また、報酬アップを行う場合は必ず、何らかの掲載強化を約束していただいた上で適用します。製品を送付する「モニター」は効果があるのですが、ただ製品を送るだけでなく、その製品の何がよいのか、何を伝えてほしいかを、パンフレットやイベントという形で紹介することをおすすめします。
どこに注目して使ってみればいいのかがわからないと、アフィリエイトサイト運営者も記事にするのが難しく、記事のアップまでに時間がかかってしまいます。

【ステップ12】<小~中堅法人メディア>掲載強化プランの実施 (★★★

個人サイトの強化と並行して、法人メディアの掲載強化を行います。
方法は下の4つです。上から順にリスクが少なく、下の施策ほど拡大インパクトが期待できる施策です。


・新製品情報やキャンペーン情報の提供により、掲載強化をしてもらう。
・報酬アップにより、「報酬アップ枠」への掲載を行う。
・報酬アップ、固定費用により、メディア側が行う特集に参加する。
・固定費用により、掲載枠やメルマガ枠の購入を行う。


情報提供は、ステップ8のメールアナウンスによる掲載促進です。
ポイントサイトを中心とした法人メディアは、純広告の空き枠(メルマガなど)を、アフィリエイト枠として提供しています。そこに掲載してもらえるように、今が売上につながる時期であるということをアピールします。掲載してもらえるかはメディアの判断となるので、保証はないものの、デメリットもない施策なので、まずは進めていただきたい施策です。
「報酬アップ枠」は、多くのポイントサイトに用意されている枠で、アフィリエイト報酬を通常報酬より上げた広告が掲載される枠です。報酬額もしくは報酬率を上げた広告が必ず掲載されるので、枠の用意があるサイトには掲載していただきたいです。
ポイントサイトは、通常報酬だけでは「サイト一覧」の中に掲載が埋もれてしまいます。ポイントサイトのTOPページから誘導を確保するため、「報酬アップ枠」や「固定費枠」を使用しますが、よりリスクの少ない「報酬アップ枠」からまずは実施いただくことをおすすめします。
「特集への参加」は、「クリスマス特集」「母の日特集」など、メディア側が主催する特集に参加する施策です。固定費用が必要なものもあれば、報酬アップで参加できるものもあります。尚、特集のリリースはメディア側が選定した限られた広告主にしか行われないため、常にASPに対して掲載したい意向を伝えておく必要があります。
「固定費枠」への掲載は、アフィリエイトサイトに対して純広告枠の購入を行う施策です。「報酬アップ枠」と同様に、法人メディアのTOPページからの誘導を確保できますが、費用対効果を加味して検討する必要があります。

【ステップ13】<有力法人媒体(固定費媒体)>掲載強化プランの実施 (★★★

ステップ12の施策と同様、下の4つの方法があります。


・新製品情報やキャンペーン情報の提供により、掲載強化をしてもらう。
・報酬アップにより、「報酬アップ枠」への掲載を行う。
・報酬アップ、固定費用により、メディア側が行う特集に参加する。
・固定費用により、掲載枠やメルマガ枠の購入を行う。


もともと獲得ボリュームの多いサイトなので、施策を行ったときのインパクトは大きいです。
情報提供や報酬アップ枠、特集への参加は必須で行ってください。また、固定費枠についても、枠によっては中小の法人メディアよりも大きな獲得増加が見込めます。主にロゴを掲載するだけの枠と、個別にバナーを作成して通常バナーとは異なる素材を掲載できる枠があります。
前者は、まだそのサイトへの掲載が間もないときに実施すると効果的です。対象となるカード会員に対して、そのサイトへ出店したことを知らせる効果があります。一度カードモールで購入を行ったユーザーは、今後も定期的に購入してもらえる見込みがありますので、それらのユーザーを増やす目的で、ベースアップとしてロゴ掲載枠をおすすめします。
後者の個別バナー枠で効果的なのは、「おすすめ商品枠」として用意されている枠です。その時期におすすめの商品を掲載できる枠で、新規ユーザーの獲得のほか、ロゴを見飽きたリピートユーザーへも訴求ができます。瞬発的な売上インパクトはこちらの枠が優れています。
尚、これらの枠は、固定費用が必要となるので、個別に効果検証が必要です。施策実施前後での売上の伸び、昨年同月比を確認する、バナー入稿時に効果計測ツールのパラメータでリンク先を入稿する、などの方法があります。

【ステップ14】ASP追加の検討 (★)

ステップ13までの施策をやりきったら、一度精査したASPを、再度追加することを検討します。
基本的には1つのASPでしっかり運用しきれれば問題ないのですが、掲載を広げる目的で追加をするのもひとつの選択肢です。
たとえば、大手法人メディアに強いバリューコマースをメインにし、個人サイトに強く、サイト数も多いA8を追加する、といった方法です。参考までに、それぞれのASPの特徴を下記にまとめます。


『A8ネット』
提携サイト数が多く、特に個人サイト(ブログ)などのテール媒体、比較サイトへの掲載、ニッチな商材の掲載に強みがあります。

『バリューコマース』
大手法人サイト(カードモール、航空系ポイントサイトなど)との連携が強く、ショッピングサイト案件に強いです。その他、人材案件については、後述の「アクセストレード」と並んで強いです。

『リンクシェア』
ショッピングサイト案件に強いです。他のASPを併用できないという契約ではありますが、アフィリエイトサイトと直接やりとりができます。

『トラフィックゲート』
金融案件に強みがあります。

『アクセストレード』
金融案件、人材案件に強みがあります。

『JaNet』
ポイントサイトとの連携が強いほか、独自のリワード広告ネットワークももっておりスマホアプリのインストール案件にも強みがあります。


ただし1つのASPでベースがしっかりとできていれば、ASPの追加によるインパクトは大きくないことをご理解いただいた上で、検討いただければと思います。また、ASPごとに固定費用も必要になりますが、既存ASPもしくは後発の追加ASPの固定費をディスカウントできるように交渉していただくことをおすすめします。

【ステップ15】ワンタグサービスの検討 (★★

ステップ14でASPを複数実施する決定をした場合は、ワンタグサービスの利用も検討いただければと思います。
アフィリエイトのワンタグサービスは文字通り、各ASPのタグを1つのタグで管理できるのですが、そればかりでなく、管理画面も1つになり、運用も効率がよくなります。
また、ASPを複数実施すると、ASP間での成果の重複(複数ASPのバナーをクリックした後にコンバージョンすると、両方の管理画面に成果があがってしまう)が発生しますが、ワンタグサービスを利用すると、その重複を省いた上で、成果情報を確認できるようになります。アフィリエイトのワンタグ提供会社は、ツールのみならずアフィリエイトの運用も委託できるため、運用の工数が増えてきた際には視野に入れた方がよいサービスです。代表的な会社はいくつかありますが、参考までに下の3社をご紹介します。


イクス株式会社(EQSアフィリエイト)
http://eqs.jp/affiliate.html

 株式会社ドルーグ(ADCHANPLE)
http://www.droog.co.jp/digital/affiliate/

 株式会社ネットマーケティング
http://www.net-marketing.co.jp/affiliate-agent/affiliate.html

※50音順


尚、ワンタグ提供会社に委託する場合は、商流も各ワンタグ提供会社経由となりますので、移管手続きなどに注意ください。

以上が、アフィリエイト運用のベースづくりから拡大までの施策の全てです。
まずは前半のベースづくりから着手し、拡大施策を繰り返し行うところから実施してみてください。皆様のアフィリエイト運用が軌道に乗り、売上・獲得数を拡大させるヒントにしていただければ幸いです。

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