5分で完璧に理解できる!プライベートマーケットプレイスの仕組みとメリット

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【Technology】長谷部_shutterstock_185662670

プライベートマーケットプレイスという言葉をご存じでしょうか?

プライベートな取引市場という名前のとおり、取引先を限定したRTB(Real Time Bidding ※オンライン上でのリアルタイム入札)のことを意味します。

本稿では、自動入札を行うRTBで、オープンではなく取引先を限定して行うメリットについて記載します。

 

1、プライベート マーケットプレイスのメリット

RTBを導入して運用の手間を省きたいのだけれど、よくわからない媒体への出稿はしたくないという広告主の方。

あるいは、良質な広告のみを表示したいという媒体社の方、もしくは、既にRTBを導入しているのだが思うような効果が出ないという方。

そういった方々は是非プライベートマーケットプレイスの導入について検討していただければ幸いです。

この章では、取引先を限定してRTBを行うプライベートマーケットの媒体社、広告主、双方のメリットを記載します。

 

〇媒体社
広告主を限定することで、良質な広告を通常のオープンRTBよりも高い金額で出稿してもらえます。
図1

〇広告主
媒体社を限定することで、プレミアム広告枠へ通常のオープンRTBよりも優先して表示することができます。
図2

 

2、プライベートマーケットプレイスによって何が変わるのか

もともとRTBは自動入札はできるけれども、どの媒体にどんな広告が表示されるのかわからないという欠点があり、ブランドイメージを気にする大手広告主は出稿しづらい状況でした。

大手広告主が出稿するブランド広告は多額の広告費が掛かっているため、それらの広告を掲載できないとなると、当然媒体側の反応も厳しくなり、日本ではあまりRTBが広まらない一因となっています。

そこでプライベートマーケットプレイスを導入することで、媒体社と広告主を限定することで、サイトあるいは広告枠の、広告の品質を担保することで出稿金額のアップを図り、ひいてはRTB市場全体の活性化も行っていくことができます。

 

下図は広告出稿形態を簡易的にまとめたものですが、従来のRTBは図右下の位置にあります。

つまり、低価格な分野にあるということです。
図3

しかし、同じRTBでもプライベートマーケットプレイスを用いることで、高価格を進めていくことはできます。

日本ではまだまだこれからではありますが、成功した暁には上図左上の部分、つまり高価格な分野へ進出できることとなります。

 

上図右上の部分のプライベートエクスチェンジについても、ここでその解説をさせていただきます。

※プライベートエクスチェンジとは

〇プライベートエクスチェンジ(Automated Guaranteed)

オークション制ではない固定単価かつ在庫予約の取引を意味しています。自動入札の際、最も優先的に売買が行われるものとなります。

プレミアム帯の最上位に位置することもあり、広告費は高くなりますが、オークション制ではない固定単価なので、必要となる広告費が事前に算出できるメリットがあります。

また、在庫予約の保証もあるため、広告のインプレッションを確約してくれます。

つまり、一定期間にこれだけの費用で、これだけのユーザーにリーチしたい、という場合、非常に有用な手法と言えます。

 

〇プライベートエクスチェンジ(Unreserved Fixed Rate)

オークション制ではない固定単価の取引を意味します。

自動入札の際、プライベートエクスチェンジ(Automated Guaranteed)に次いで優先的に売買されます。

在庫予約はないが、固定単価なので広告費が事前に算出できます。

 

このようにプライベートエクスチェンジは事前に必要な広告額がわかるので、

広告出稿の際に、高額となるため前もって予算を獲得しておく必要のある大手広告主との親和性が非常に高いといえます。

とはいえ、プライベートエクスチェンジだけでは広告費が非常に高騰するため、

RTBのプライベートマーケットプレイスをうまく活用して、費用を抑えつつ、良質なサイト・広告枠への出稿をしていくのがベターと考えられます。

 

3、まとめ

プライベートマーケットプレイス、プライベートエクスチェンジなどを活用して、媒体は広告費の高価格化を図り、広告主は良質なサイトへの掲載によるブランドイメージの保持、あるいはプレミアム広告枠に掲載することでのユーザへの訴求を拡大するというメリットがあります。

そうした流れで自動入札の市場に出回る金額が多くなれば、従来のオープンRTBもその恩恵を受け、ますます自動入札の市場が盛況になっていきます。

ユーザに表示される広告の質が上がることで、ユーザ・広告主・媒体社が皆恩恵を受けるような仕組みが出来上がっていくことを期待したいと思います。

 

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