最短1週間!被リンクによるペナルティ解除ができる全手順を大公開!

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修正046【ディスプレイ】ペナルティ解除_田中

Googleは2011年6月以降、不自然なリンクが貼られているサイトの運営者に対して、「警告文」と呼ばれる被リンクの削除を促すメッセージをウェブマスターツールを通じて送信しています。
特に2012年の2月、多くのサイト運営者にそのメッセージが届きました。
その中には、Googleのペナルティを受けてしまい、検索順位も大幅に下落したというサイトもありました。
だいぶ少なくはなりましたが、
「SEO対策はしたいけれど、ペナルティを受けてしまったので、まずはペナルティ解除をサポートしていただけないか」という相談がいまだにあります。
そこで今回は、主に被リンクを対象としたGoogleのペナルティがどういうものかと、ペナルティ解除の方法に関してご紹介させていただきます。


 1.Googleの手動ペナルティとは
2.手動ペナルティの確認方法
3.被リンクによるペナルティ解除までの<最短2手順><最長6手順>。


 

1.Googleの手動ペナルティとは

Googleの手動ペナルティ(手動アクション/手動による対策)とは、
Googleのスタッフがサイトをチェックし、手動で評価をマイナスにし、検索結果順位を変動させる対応です。
通常、検索エンジンのランキングアルゴリズムによって検索順位は決定・変動しますが、特別な処置として、スパム行為などが発覚したサイトに対して手動ペナルティが課せられます。

Googleによる手動ペナルティには主に「サイトへの不自然なリンク」によるペナルティを指すことが多いのですが、下の11種類があります。

参考)手動による対策
https://support.Google.com/webmasters/answer/2604824

 今回は、「サイトへの不自然なリンク」による手動ペナルティ解除の方法についてご紹介いたします。
SEO対策をしている方は、運営サイトの検索順位を何らかのツールで取得しているかと思います。
手動ペナルティを受けてしまうと、大幅な順位下降が起こります。
たとえば、これまで平均8位だったあるキーワードがある日突然、100位以下になる、などです。
手動ペナルティを受けると、ウェブマスターツール上に下のようなメッセージが届きます。

02_ペナルティ解除03_ペナルティ解除

この状態では、特定のキーワードでのサイトの評価が、通常の評価よりマイナスとなったままですので、適切に対処を行い、本来の検索順位を取り戻しましょう。

2.手動ペナルティの確認方法

特定のキーワードで検索結果の順位が、ある日突然大きく下がったら、手動ペナルティを受けている可能性を疑いましょう。
前項で紹介したメッセージが届くことが、手動ペナルティを受けたということです。
ただし、メッセージが届いた後に解除されることもあります。
正確に今現在、サイトが手動ペナルティを受けているかどうかは、下の手順で確認できます。

【手動ペナルティの確認方法】

ウェブマスターツールの「検索トラフィック」⇒「手動による対策」を確認する。
下のメッセージが出ていれば、今現在ペナルティは受けていません。

 【ペナルティを受けていない状態のウェブマスターツール】

04_ペナルティ解除

反対に、下の状態であれば、残念ながら手動ペナルティを受けてしまっています。

【ペナルティを受けている状態のウェブマスターツール】

05_ペナルティ解除

ペナルティを受けている状態であることが確認されましたら、次項でご紹介するフローで解除を行いましょう。

3.被リンクによるペナルティ解除までの<最短2手順><最長6手順>

手動ペナルティを解除されるために必要なことは次の2点です。

①    GoogleがNGと判断する不自然なリンクを外すこと
②    不自然リンクを取り除いたという報告を行うこと

 それでは、具体的な手順を説明します。

最短で解除をしたい方向けの<最短2手順>と、解除ができなかった方向けの<最長6手順>とに分けてご紹介します。

■最短2手順・・・ペナルティを受けたことが発覚したばかりで、まだ何の対処もしていない方はこちらから。
■最長6手順・・・すでに対処をしていて、再審査リクエストが認められなかった方はこちらを実施してください。

■最短2手順

06_ペナルティ解除

たったこれだけです。

 この記事をご覧の方の中には、まさにペナルティを受けたばかりの方もいるかと思います。
「すぐに、最短で、とにかく早く手を打ちたい」「早急にペナルティ解除したい」という方は、まずこの最短手順を実行してみてください。

 ただし、この手順でペナルティ解除ができるのは、
これまでにSEO会社で対策を行ったことがあり、そのリンクが原因であると見当がついている場合に限ります。

 また、一度申請が認められないと、次の申請ができるのはその他のリンクの対処後となり、時間がかかります。それをご承知の上で臨んでください。

 具体的に各手順についてご説明します。

 【手順1】SEO目的のリンク削除

今までにSEO会社に対策を委託したことがあれば、各会社に連絡をとり、これまでに貼った被リンクを全て剥がすよう指示してください。
これにより、ペナルティ解除に必要なこと①GoogleがNGと判断する不自然なリンクを外すこと が解決できます。

【手順2】再審査リクエスト

次に、ペナルティ解除に必要なこと②不自然リンクを取り除いたという報告を行うこと を行います。
手動ペナルティを受けているかをウェブマスターツールで確認すると、下記のように「再審査をリクエスト」というリンクが表示されています。

 07_ペナルティ解除

 このリンクを押すと、再度サイトを評価し直してもらうための申請(再審査リクエスト)が行えます。
その際、下のような文面で、「SEO対策でリンクを購入していた事実」「現状はそれら(有料リンク)を全て解除した事実」を伝えます。

文面例:08_ペナルティ解除

ちなみに、
「ペナルティ解除をするには、再審査リクエストの文面に、過去に対策を行ったSEO会社の名前を出すべき」という意見も聞きますが、
必ずしも記載する必要はありません。
「SEO対策でリンクを購入していた事実」「現状はそれら(有料リンク)を全て解除した事実」を伝えれば十分です。
SEO会社の名前を書いたか否かで、その後の審査の結果が変わった経験はありません。

★再審査リクエストの受領と結果通達
再審査リクエストを行った翌日くらいには下記のような受領連絡が、ウェブマスターツールに届きます。

 【再審査リクエストの受領連絡】

09_ペナルティ解除

その後、1週間程度(4日~2週間程度)で結果が届きます。
ペナルティ解除がされた場合は、下記のメッセージが届きます。

【ペナルティ解除された場合のメッセージ】

10_ペナルティ解除

残念ながら、ペナルティ解除がされなかった場合は次のようなメッセージです。

【ペナルティ解除されなかった場合のメッセージ】

11_ペナルティ解除

この最短手順でペナルティ解除された例もあります。
もし、この最短手順でペナルティ解除がされなかった場合、他にも不自然リンクが残っているとGoogleに判断されています。
解除に向けて、それらのリンクを洗い出し、徹底的に不自然リンクを取り除く必要があります。
その後、同様に再審査リクエストを行います。

その手順を<最長6手順>でご紹介します。

 ※注意点※
1度再審査リクエストを行い、結果、解除されなかった場合、次の再審査リクエストはすぐに行うことは避けてください。
状況が変わらない中で送られた再審査リクエストについてGoogleは受理しないと発言しています。 

■最長6手順

12_ペナルティ解除すでに対処をしていて、再審査リクエストが認められなかった方はこちらを実施してください。

【手順1】SEO目的のリンク削除

※最短2手順と同じ内容です※
今までにSEO会社に対策を委託したことがあれば、各会社に連絡をとり、これまでに貼った被リンクを全て剥がすよう指示してください。
これにより、ペナルティ解除に必要なこと①GoogleがNGと判断する不自然なリンクを外すこと が解決できます。

【手順2】被リンク調査

最短2手順で申請が通らなかったサイトには、まだ不自然なリンクが残っていると判断されています。
それらを洗い出すことが目的です。

 1.ウェブマスターツールで現存リンクをダウンロードする

ウェブマスターツールから、リンク元になっているページの一覧をダウンロードできます。
ウェブマスターツールの「検索トラフィック」⇒「サイトへのリンク」を確認します。

 13_ペナルティ解除

「詳細」へ遷移すると、下記図のようにリンク元ドメインの一覧が確認できます。 14_ペナルティ解除

このページの「最新のリンクをダウンロードする」というボタンから、CSVでリンク元URLの一覧をダウンロードすることができます。
※ただし、表示されるURLは貼られているリンクの全てではありません。Googleが公開している一部のリンクに限ります。
※ウェブマスターツールで取得できるURL以外も洗い出すには、次に代表される有料の第三者ツールを活用します。

Open Site Explorer
https://moz.com/researchtools/ose/

2.「リンクの有り無しチェック」と「不自然リンクがどうか」をチェックする

ウェブマスターツールのデータは更新がリアルタイムでないため、すでにリンクが削除されているURLも含まれています。
そのため、リンクを開き、被リンクが存在しているかをチェックします。
被リンクが存在している場合は、それが「不自然なリンクか否か」を確認します。

15_ペナルティ解除

3.最終的に不自然リンクで残存しているリンク一覧を作成する。
CSVでダウンロードしたリンク元URLの中で、被リンクが残っており、不自然リンクと判断されるものを一覧にします。

【手順3】不自然リンクの削除依頼

手順2で作成したリストのURLについて、サイト運営者に被リンクを削除してもらいます。
具体的には、
ブログであればメッセージ欄へ、どのページの、どのリンクを削除してほしいか、記載してコンタクトをとります。
その他、連絡先の記載のあるサイトへは、その連絡先宛にメッセージを送ります。
連絡先のないものは、ブログシステムの運営会社宛にコンタクトをとります。
たとえば、アメブロで作られたブログにリンクがあり、そのブログオーナーと連絡がとれない場合は、アメブロ本体の運営会社宛に連絡をとります。
サイトの運営者情報が見当たらない場合は、次のサイトにドメインを入力し、ドメイン情報からサイト運営者を確認します。

 WHOIS
http://whois.jprs.jp/
この手順により、少しでも不自然リンクの削除を行います。
また、Googleも削除をできるだけ行うことを要望しています。

 【手順4】リンク否認申請

手順1~3で削除できなかったリンクサイトからのリンクを無効化する申請を行います。
外部リンクのパワーは享受できなくなりますが、ペナルティを受けている要因を取り除くことができます。

 1.否認したいリンクの一覧を作成する

作成した不自然リンク一覧のうち、削除ができていないURLをメモ帳に一覧化します。

 1)1行毎にリンクを否認したいサイトのURLを記載します。
2)行の先頭に「#」をつけることで、その行に記載されていることは参考コメントとして受け取られます。
 (リンクの否認の処理上では無視される)
3)行の先頭に「domain:」をつけることで、そのドメインからのすべてのリンクの否認を指定できます。
4)1つの対象サイトにつき、1つのファイルが適用されます。※
 ※否認したいリンクが増えた場合には、以前にアップしたファイルをダウンロードし、データを更新して再度アップロードする必要があります。

 これにより、否認リンク一覧が作成できます。

否認リンク一覧例:

16_ペナルティ解除

2.リンク否認ツールで否認申請を行う

1)ウェブマスターツールにログインした状態で、リンクの否認ツールのURLにアクセス

リンクの否認ツール
https://www.Google.com/webmasters/tools/disavow-links-main

 2)プルダウンから対象URLを選択し、 「リンクの否認」をクリック

17_ペナルティ解除

3)遷移先のページで「リンクの否認」をクリック

18_ペナルティ解除

4)ファイルをアップロードして送信

19_ペナルティ解除先ほどのメモ帳に作成した否認リストをアップロードします。
以上で、削除できる不自然リンクは削除し、削除できなかったものは「否認リンク」として申請が完了しました。

【手順5】経緯のまとめ

手順3で調査した内容を下のようにシートにまとめておきます。
連絡先が不明なものも、その旨を記入します。

20_ペナルティ解除

あくまで原則は、不自然なリンクを全てとり除くことです。
ただし、サイト運営者がサイトを放置していて、リンクを外してほしいと思っても、連絡すらとれないなど、
実際にはとり除けないリンクも出てきます。
再審査リクエストを行う際に、リンクを削除できなかった経緯を事細かにGoogleに伝えることで、
本当にリンクが削除できないのだということを認識してもらい、リンクが残っている状態であっても、
否認することで、審査を通してもらえる可能性があります。
ペナルティ解除がなかなか通らず、長期化した際には、この経緯を伝えるということが重要になるため、
あらかじめまとめておきます。

 【手順6】審査リクエスト

できる限り、不自然リンクを取り除いた状態にし、あらためて再審査リクエストを行います。

※注意点1※ 否認申請を行いましたら、3日以上待ってから再審査リクエストを行います。
※注意点2※ 一度再審査リクエストを行いましたら、次の申請は1~2週間以上空けて行います。

文面例:

21_ペナルティ解除

それでも、ペナルティ解除されなかったら、まだ不自然なリンクが残っている可能性が高いです。
その場合は、また同じ手順1~6までを行います。
また、再審査リクエストの際に、手順5で作成した、削除の経緯についても、文面に記載します。
これらの手順は、ペナルティ解除がされるまで続けることになります。
2度3度申請が通らなかった場合は、よほど悪質なリンクが多数残っている可能性が高く、
ペナルティ解除されるまで半年以上かかるなど長期化するケースもあります。
しかし、原則はあくまで、この章のはじめに掲げた次の2点です。

①    GoogleがNGと判断する不自然なリンクを外すこと
②    不自然リンクを取り除いたという報告を行うこと

 ただし、リンクの精査と削除の対応は非常に手間と時間のかかる作業です。
ペナルティ解除の代行を行う会社もあるので、あまりに長期化する際は相談してみてもよいでしょう。

 【補足】時間切れについて

再審査リクエストを行った結果、ペナルティ解除はされなかったという連絡がきたにも関わらず、
ウェブマスターツールの「手動による対策」が「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」となっているケースがときどきあります。
再審査リクエストによっては、ペナルティ解除はされなかったが、その後、タイムアップにより一時的に解除された状態になっていると考えられます。
実際、ペナルティを受けてから長い時間(目安としては1年以上)、その状態が続いていたサイトで見かけることが多いです。
ペナルティ解除はされている状態なのですが、不自然リンクが残ったままの状態を保っていると、再度ペナルティを受けてしまう危険性があるので、不自然なリンクの削除と、否認申請は行っておくことを推奨します。
(再審査リクエストは、ペナルティを受けていないので行えません)

ペナルティ解除した後の経過について

最後に、ペナルティを受けていたサイトが、ペナルティ解除されたことにより順位がどのようになったかですが、
100位圏外となっていたキーワードの多くが、1週間~1ヶ月程度で元の順位に戻ってきます。
元の順位というのは、ペナルティを受ける前の順位です。
もちろん、多くの被リンクを失っているので、その後は徐々に順位は下がり、被リンクによるSEO対策を行う前の順位に落ち着くケースが多いですが、ほぼ戻った順位のままのサイトもあります。
SEOからのトラフィックを失うことは、サイト全体にも大きなダメージです。
本来の順位、トラフィックを取り戻すためにも、適切に対処いただければと思います。

 

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