幅広いユーザにアピールできるLINE広告|2021年8月のアップデートを紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年6月にサービスを開始したLINE。いまや生活に欠かせないコミュニケーションツールだと言えるでしょう。
そして、LINEに掲載できる「LINE広告」は、数多くのLINEユーザに情報を発信できる広告として多くの企業から注目されています。

この記事では、LINE広告の概要やメリット・デメリットを解説しつつ、LINEが8月24日に開催したイベント「LINE BIZ DAY BREAKOUT BRAND&DIRECT」で公開した最新のアップデート情報を紹介します。

LINE広告とは

LINE広告は、コミュニケーションアプリであるLINEに配信する広告です。
LINEのタイムラインやLINEニュースなどさまざまな配信面を持ち、さらに豊富なターゲティング機能や配信機能があります。
そのためLINE広告は、自社の顧客獲得や商材、企業、サービスの認知度向上といった目的に活用できるでしょう。

LINE広告のメリット3つ

それでは、LINE広告にどのようなメリットがあるのでしょうか。以下、3つを説明します。

■多くのユーザにアプローチできる
■LINEサービスのさまざまな場所に広告を配信できる
■ターゲティングできる

多くのユーザにアプローチできる

LINEの国内月間利用者数は8,900万人(2021年6月末時点)と、ユーザ数が圧倒的に多いことが最大の特徴です。

月に1回以上利用しているSNSを調査した結果、LINEが最も多く81.1%、続くTwitterは41.0%、Instagramは34.3%、Facebookは27.7%と、他のSNSと比較してもLINEは非常に高い傾向があります。また、LINEの利用率をユーザの年代別に見た結果、LINEは10代~30代で9割のユーザが利用しており、60代で74.3%、70代でも62.9%と10~70代まですべての年代で幅広く利用されています。

このように、LINE広告を利用すれば、幅広い年齢層のユーザ向けての広告配信が可能です。

また、LINEを使用する目的の多くが、家族や友人との連絡手段であるため、FacebookやTwitterはといった他のSNSは使っていないが、LINEは使っているというユーザが一定数いるため、LINE以外のSNSを利用していないユーザにアプローチできるのもメリットです。

LINEサービスのさまざまな場所に広告を配信できる

LINE広告は配信面が豊富であることが特徴です。LINE内のトークリストやタイムライン以外にもLINEと連携しているサービスやアプリに配信できます。 さまざまな場所に配信できるため、各種サービス・アプリを利用する多くのユーザへの露出が見込めるでしょう。
以下、配信面の一部を紹介します。

トークリスト(トーク一覧ページの上部)

トーク一覧ページの最上部に位置するトークリストに広告を表示します。
LINEアプリ内でユーザのアクティブ率が最も高いことから、大規模なプロモーションに活用できます。

タイムライン

タイムラインの国内利用者数は6,800万人(2019年8月時点)以上おり、そのうちの4,900万人(2019年8月時点)が月に1回以上広告に接触しています。
このように、多くのユーザが閲覧しているタイムラインの投稿内に広告を掲載できます。友だちの投稿の間に広告を表示できるため、自然な投稿と近いクリエイティブを制作するといいでしょう。
また、自社のLINE公式アカウントをブロックしている・していないに関わらず、すべてのユーザに広告を表示させることができます。

LINE NEWSの記事一覧ページ

国内利用者数7,500万人(2020年4月時点)と、非常に多くのアクティブユーザ数を誇るLINE NEWS内に広告を表示します。

LINEアプリ内の記事一覧ページだけでなく、アカウントメディア340媒体(2021年4月時点)の記事一覧ページにも広告の配信が可能です。
LINE NEWS内の広告面は、新商品や期間限定商品の情報、また即時性のあるコンテンツと相性が良い点が特徴です。

LINEマンガ(電子コミックサービス)

スマートフォン向け電子コミックサービスであるLINEマンガ内に広告を表示できます。

アプリのダウンロード数は2,800万件(2020年8月時点)を超え、15~19歳の利用が27%、20~30代の利用が60%と若い世代を中心に幅広い世代で利用されています。そのため、多くのユーザにアプローチできるでしょう。

LINEショッピング

LINEショッピングの登録会員数は約3,000万人(2019年9月時点)。ファッションや雑貨をはじめ、家電、コスメなど、さまざまな商品をLINEアプリ上から購入できます。LINEショッピングを利用しているユーザの約7割が女性で、20代後半〜40代前半の女性が中心です。

20代〜40代の女性をターゲットとした商材・サービスの認知拡大や購買促進が期待できるでしょう。

ターゲティングできる

LINE広告は様々なタイプのターゲティングを行うことが出来ます。
年齢や性別、地域、ユーザの興味関心など、ターゲットを絞り込んで配信が行うことが可能です。
地域は市区町村単位で絞り込めるだけでなく、「特定エリアから半径〇〇キロ」といったターゲティングもできます。

さらに、どのような公式アカウントを登録しているか、どのようなスタンプを購入しているかといった行動履歴をもとにした、「みなし属性」もターゲティングに使用できます。

特に、一度サイトへ訪れたユーザへ配信する「リマーケティング」は、追跡する期間設定ができるため、目的に応じた使いわけがしやすいでしょう。

ターゲティング機能を使えば、ユーザーの属性や興味、行動をもとに配信対象が絞り込めるため、商材やサービスにマッチするユーザーに向けた配信を行うことが出来ます。

LINE広告のデメリット2つ

LINE広告には多くのメリットがありますが、デメリットもあり注意が必要です。以下、考えうるデメリットを2つ紹介します。

■拡散されにくい
■審査や規定が厳しい

拡散されにくい

LINE広告には、Twitterのリツイート機能やFacebookの「いいね!」などの拡散機能がありません。そのため、他のSNSに比べてユーザーの拡散力が弱い点がデメリットです。

しかし、タイムラインの投稿にハッシュタグ機能が追加され、機能の拡充を随時行われているため、今後は拡散性のあるものに変更されていくかもしれません。

審査や規定が厳しい

LINE広告は、エステや美容整形、たばこなど、広告配信できない業種・商材が多くあります。また、「アカウント開設審査」に加え出稿するクリエイティブをチェックする「クリエイティブ審査」があり、審査も厳しい傾向であることがデメリットです。

そのため、広告の配信を検討する際は、自社の商品・サービスが配信可能かどうかの確認を必ずするようにしましょう。
また、LINE広告は配信フォーマットや入稿規定が複雑であるため、配信を開始するまでにさまざまな工程を経なければなりません。Google広告など他媒体に比べて広告管理画面も複雑なため、運用工数がかかる可能性も高いです。

そのため、自社内ですべて行うのか、運用を外注するのかについても考える必要があるでしょう。

2021年8月|LINE広告のアップデート情報

LINE広告は定期的にアップデートが行われています。

2021年8月24日、25日に行われたイベント「LINE BIZ DAY BREAKOUT BRAND&DIRECT」で、2022年までのアップデート情報が公開されました。

以下、特に知っておきたい主なアップデートを4つ紹介します。

■LINE NEWS TOP AD
■Talk Head View Custom
■DATA
■トリミングツール

LINE NEWS TOP AD

LINE NEWSのトップ画面に表示される自動再生の動画広告が「LINE NEWS TOP AD」です。

 

LINE NEWS概要

LINE NEWSは、2020年4月には月間利用者数が日本の人口の約6割にあたる7,500万人に達し、2020年7月には月間175億PVを突破しました。
「LINE NEWS」に掲載している記事は800を超えるパートナーメディアから提供されており、1日8,000件以上のコンテンツを配信しています。
LINEアプリのニュースタブだけでなく、LINE NEWSの公式アカウントからダイジェスト形式でニュースが配信されています。そのため多くのユーザが利用しているのです。
「LINE NEWS」のユーザーは20~50代の男女が多く、また地域による偏りもないため、幅広いユーザーにアプローチできるでしょう

Talk Head View Custom

2021年9月6日より開始した「Talk Head View Custom」。今までの「Talk Head View」の運用広告版としてリリースされました。「Talk Head View」は今まで1ユーザに対して1日1回までの配信に制限されていましたが、「Talk Head View Custom」では1ユーザに向けて配信期間中に最大10回まで広告配信が可能です。

また、LINE広告と同じようにターゲティング可能なほか、商材やキャンペーンに合わせて配信期間を1日から31日まで自由に指定できます。

リッチなクリエイティブが特徴の「Talk Head View」と同じ掲載フォーマットで配信できるため、ユーザの目に留まりやすく、企業の認知度向上が期待できます。

従来の「Talk Head View」と比べて、配信回数や期間、ターゲティング、最低出稿予算が柔軟に設定できる点がメリットです。

Talk Head View概要

「Talk Head View」は、LINEアプリ内のトークリスト最上部に静止画広告を配信し、ユーザーがタップすると動画広告が再生される仕組みです。

「Talk Head View」のUU(ユニークユーザー)は1日で5,500万を超え、LINEアプリの中でもアクティブ率の高いと言われるトークリストに広告配信ができるため、全世代にアプローチできます。ただし、「Talk Head View」の配信期間は前述したとおり1日限定、さらに1ユーザーについて1日1回までという制限のため、企業の商材やキャンペーンによっては利用が難しいことが課題でした。

2021年9月6日より提供開始した「Talk Head View Custom」を利用することで、ターゲティングや配信期間など企業に合わせた柔軟な広告配信ができるようになりました。

データ活用

LINE広告のデータ活用についてアップデートについて紹介します。

LINEは2021年1月に、データ活用のブランド「LINE DATA SOLUTION」を立ち上げました。
データ活用を「データ収集」「データ統合・連携」「分析・レポート」「オーディエンス活用」の4つに分けて考えています。

今回行われた「データ収集」「データ統合・連携」「オーディエンス活用」の3つのアップデートについて、以下解説します。

データ収集の分野

データ収集の分野では、データを「LINE Data」「Client Data」「Z Holdings Group Service Data」と大きく3種類に分けています。

「Client Data」領域にて、トレジャーデータが参入しました。こちらは、LINE広告とAPI連携を行い、COPのデータ活用をよりシームレスにすることを目指します。

「Z Holdings Group Service Data」領域では、Yahoo!Japanのデータとの連携も開始される予定です。

データ統合・連携の分野

2021年10月に「Business Manager」がリリースされました。それにより、オーディエンス/LINE Tagの共通利用が開始されます。
「Business Manager」の提供開始によりこれまでの3種類のデータが統合され、将来的にはプロダクトを横断した分析や管理が行われる予定です。
2022年前半には、Yahoo!Japanサービスとの接続とグローバルリリースも予定されています。

オーディエンス活用の分野

2021年10月9月以降、「LINE広告」と「Yahoo!広告」のディスプレイ広告間で相互配信できるようになる予定です。

今後、「One ID」を使いさまざまなデータを管理していくことで、有益なインサイトや効果的なコミュニケーションが取れる仕組みを作っていきます。

また、双方の広告管理画面からの配信が可能になります。第一弾として、YDA管理画面からLINEニュース面(一部)へのトライアル配信を実施。その後、LINE広告管理画面からYahoo!面への広告配信が可能となる予定です。(2022年1月以降を予定)

トリミングツール

LINE広告の管理画面から広告の画像をアップデートする際、サイズエラーになった場合トリミングツールを使って調整できるようになりました。

アップロード時にサイズエラーが出た場合は、トリミングツールのリンクが表示されます。
トリミングツールのリンクをクリックすればトリミング画面に遷移でき、トリミング完了後に保存を押せばトリミングした画像を使用できます。

トリミングツールの利用条件と利用方法は以下です。

・利用条件
画像の縦と横のサイズがともに400px以上10,000px未満であること
サイズ以外の規定に沿っていること

<利用方法>
①画像選択を押し、該当画像を選択し画像をアップロードする
②表示されたトリミングボタンをクリックする
③サイズを選んでトリミングし保存をクリックする

まとめ

LINEは国内の多くのユーザーが利用しているアプリです。
LINE広告の配信面や機能を活用できれば、他媒体では得られなかった集客効果が期待できるかもしれません。
LINE広告は今後もアップデートが続くと予想されるため、リリース情報にアンテナを張っておきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加