LINEを活用した企業プロモーション

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アイキャッチ【ディスプレイ】LINE 広告

LINEは友人同士で連絡を取り合うツールとして広まっているが、最近では企業がユーザーとのコミュニケーションに使用するケースも増えている。
本稿ではどのようにしてLINEを企業のプロモーションとして活用するのかについて記載したい。
LINEを使用してユーザーとコミュニケーションを取りたい、もしくはプロモーションを行いたいという方、あるいはWebやメールでユーザーへのプロモーションは行っているが、もっと別の方法でもユーザーへアプローチしたいという方は是非ご参考いただきたい。

1.LINEを広告に活用するメリット

何故、友人同士のコミュニケーションツールを企業のプロモーションの広告に使うの?と疑問を持たれるのはもっともなことだが、LINEを広告に活用するメリットとして下記の3つが挙げられる。

①ユーザー数の多さ
②ユーザー登録のしやすさ
③メッセージの送りやすさ

①ユーザー数の多さ

LINEアプリのインストールユーザーは2014年11月現在、日本国内のみで5200万人を超えると言われ、その内1日1回以上メッセージを送るなどアクティブなユーザーが66%以上いると言われている。5200万人の66%以上であるから、3400万人強のユーザーが日々LINEを使用しているのである。3400万人ということは国民の1/3にあたる、それだけのユーザーがいるのであればプロモーションに活用しない手はない。
※参照※ LINE媒体資料2014年10月~2015年3月

②ユーザー登録のしやすさ

企業からユーザーへプロモーションする際は、友だち登録をしてくれたユーザーに対してアプローチを行う。
友達登録の方法は、

・QRコード読み取り
・LINE IDを検索して設定
・ふるふる(スマートフォンを近づけあって一緒にスマートフォンを振る方法)

の3パターンであり、これは友人同士で友だち登録する方法と同じである。普段から使っている友だち登録と同じ方法であるため、物理的な登録方法のハードルも心理的なハードルも、会員登録やメルマガ登録を行うより、低くなっているのである。
後述するLINE@というサービスの一例だが、ある店舗では1年かけて集めたメルマガ会員数を、友だち登録では2~3ヶ月で超えてしまったというケースもある。

③メッセージの送りやすさ

メルマガなどであれば、ある程度まとまった文章を考えて送る必要があるが、LINEはチャットのようなものなので、ユーザーに訴求したい文章をそのまま送ることができる。また形式ばって長くなってしまうと逆に効果が低くなるケースもあるようなので、簡潔でわかりやすい短い文章の方が向いている。良い意味で緩いユーザーへのプロモーションが可能なツールと言えよう。
もちろん企業からユーザーへ公式なアプローチなので、節度を保つ必要はある。
また、一般的なメルマガの開封率は3%と言われるが、LINEの場合の開封率は60%以上と言われている。常日頃から使用しているツールなので、企業からのメッセージであっても自然に開封する傾向が高いのであろう。逆にそのまま流される可能性もあるということなので、開封したユーザーの目に留まるようなしっかりとした訴求を行いたい。
※参考※ LINE@公式ブログ

2.LINE公式アカウントとLINE@

企業がLINEを使用してユーザーへプロモーションする方法として、公式アカウントとLINE@という2つのサービスがある。どちらもユーザーを友だち登録した上で、プロモーションを行い、リピートしてもらうというユーザーコミュニケーションの流れに大差はない。
企業のプロモーション方法としては、テキストや画像を使用したお知らせや、店舗のPRページを用意してクーポンを発行するといった手法がある。そういった企業のプロモーション手法に大差はないが、公式アカウントとLINE@では費用面や使用可能な機能で差があるので、注意して頂きたい。
大まかな違いについては下表へまとめたので参照頂きたい。
01_LINE広告

3.LINE公式アカウントとは

企業がLINEに自社の公式アカウントを開設できるサービスである。
友だち登録をしてくれたユーザーに対してメッセージ投稿を行ったり、タイムライン上に情報を投稿することができる。他にもその企業独自のキャラクターをスタンプ化(スポンサードスタンプ)して、ユーザーへ無料配布することもできるようになる。魅力的なスタンプを作成してユーザーからの友だち登録を促進させるという手法も効果的である。
また、LINEの公式アカウント一覧や公式ブログへ公式アカウントは表示されるため、ユーザーからの認知度アップにもつながる。

 ここではLINE公式アカウントの持っている機能について記載する。


①メッセージ投稿・
・・テキストや画像を用いたメッセージを配信。

②タイムライン機能
・・・友だち登録しているユーザーのタイムライン上に情報を投稿することができる。

③PRページ
・・・メッセージとしては多すぎる情報の投稿や、クーポンを作成して配布したい際には、PRページを作成してアプローチすることができる。

④リッチメッセージ機能
・・・画像やテキスト情報をひとつのビジュアルにまとめてユーザーへメッセージを送ることで、通常のメッセージよりも高い誘導効果を見込めるメッセージを配信できる。

⑤リサーチページ機能
・・・ユーザーに対してアンケート形式のメッセージを送る機能。メルマガなどのアンケートよりも高い回答率があったケースもある。

⑥スポンサードスタンプ
・・・企業のキャラクターをスタンプ化し、ユーザーへ無料で配布することができる。

⑦ON-AIR機能
・・・ラジオのオンエアのようなに友だちから意見・質問・メッセージを受信することができる。


また後述するLINE@は基本実店舗がある企業向けのサービスとなるため、ECサイトのみを運用されているような企業はLINE公式アカウントを使用する必要がある。

 4.LINE@とは

前項へ記載したようにLINE公式アカウントを持つにはそれなり費用が掛かるため、とりあえず始めるのであればLINE@がベターと言えるであろう。
しかし、LINE@は基本小売店舗向けの実店舗がある企業向けなので注意していただきたい。(LINE@は一度店舗に来てもらったユーザーへ友だち登録をしてもらい、その後のプロモーションを行っていくという想定である)
02_LINE広告

そうした小売り店舗がプロモーションを行うのに十分な機能を擁しているので、ここではその機能について記載する。


①メッセージ投稿
・・・LINE@の管理画面から、テキストや画像を用いたメッセージを配信。

②お店トーク
・・・LINE上で直接やり取りができる。電話やメールをせずとも、リアルタイムで予約や在庫確認などのやり取りが行える。

③PRページ
・・・メッセージとしては多すぎる情報の投稿や、クーポンを作成して配布したい際には、PRページを作成してアプローチすることができる。

④お店ページ
・・・スマートフォン用のお店サイトを作成することができる。

⑤リサーチページ機能
・・・ユーザーに対してアンケート形式のメッセージを送る機能。メルマガなどのアンケートよりも高い回答率があったケースもある。


LINE公式アカウント、LINE@ともに一度友だち登録さえしてもらえれば、ユーザーにとってメリットのある情報を配信したり、ユーザーとのコンタクトやフォローも行えるため、お店に来てくれたユーザーへのフォローを始めるのには打ってつけのツールと言えるだろう。
しかし、新規ユーザーの集客というよりは既存顧客へのアプローチがメインとなるため、Web広告など他の集客方法による新規ユーザーへのリーチは別途考える必要がある。

5.LINEビジネスコネクト

最後にLINEビジネスコネクトというサービスについても記載させていただく。
このサービスは前述したものと違い、導入にあたって企業側でシステム開発などが必要となるため、その点にご注意いただきたい。
このサービスはLINEのシステムと企業様のシステム間において、APIでメッセージなどの送受信を行うことで、企業とユーザーの1to1や双方向のコミュニケーションを可能とするものである。要は企業のCRM基盤としてLINEを活用していくものとなる。
03_LINE広告

現在でもメールなどでユーザーへのアプローチを行われている企業は多いと思うが、メールではなくLINEで(あるいは併用して)ユーザーのアプローチを行うものとなる。
04_LINE広告

6.まとめ

以上のようにLINEは単なる友人同士のコミュニケーションツールではなく、企業とユーザーを結ぶCRMツールとしての側面も持っている。既存のユーザープロモーションツールと併せて使用することで、ユーザー訴求の効果を高めることが期待できるので、ぜひ活用を考えてみてはいかがだろうか。
また、普段身近なところにあるため気軽にアプローチできるメリットはあるが、それ故にあまりに頻繁な、あるいはメリットのないメッセージの送信はユーザーからの反発を招きやすいとも言える。
配信する内容・タイミングについては、ユーザーを考慮した適切なアプローチを心掛けていただきたい。

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