【2022年最新事例】インフルエンサーマーケティングのメディア別9事例|ウェブ部

【2022年最新事例】インフルエンサーマーケティングのメディア別9事例

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【2021年最新事例】インフルエンサーマーケティングのメディア別9事例

毎年、右肩上がりの成長を続けるインフルエンサーマーケティング市場。
2020年には、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、広告予算が大きく縮小された業界も多いなか、インフルエンサーマーケティングの市場規模は317億円想定(前年比105%)と堅調な伸びを見せています。

インフルエンサーマーケティング市場規模予測2018年-2025年出典:『インフルエンサーマーケティングの市場規模推計・予測 2018年-2025年』
(2020年4月~2020年9月 株式会社デジタルインファクト調べ)

この記事では、2021年3月時点の最新インフルエンサーマーケティング事例を9選紹介します。
代表的な3メディア(Instagram・YouTube・Twitter)ごとの特徴や、インフルエンサーマーケティングの手法、事例ごとの成功ポイントを詳しく解説しています。

インフルエンサーマーケティング事例にご興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
※なお、事例紹介記事内での、インフルエンサーのフォロワー数、動画の視聴回数、いいね数、リツイート数は2021年3月5日現在のデータを採用しております。

【Instagram】を活用したインフルエンサーマーケティング成功事例3選

最初に紹介するのは、Instagramを利用したインフルエンサーマーケティング事例です。

Instagramのメディア特性は以下のとおりです。

  • 月間利用者数:3,300万人以上(2019年3月時点)
  • 10~20代の若年層、および女性の利用率が高い

基本的に、Instagramのインフルエンサーマーケティングは以下の形で行います。

  1. フィード投稿での商品PR→タグ付けやメンションで自社Instagramアカウントへ誘導→サイトに誘導
  2. ストーリー投稿での商品PR→URLを付与してサイトに直接誘導
  3. ライブ配信での商品PR→固定コメントを通じてサイトへの訪問を呼びかけ

Instagramでは、フィードやライブ配信コメントに投稿したURLは文字列として扱われ、リンクとして機能しません。そのため、サイトに直接誘導ができる「2.ストーリー投稿での商品PR」は、インフルエンサーマーケティングにおいて非常に有効な手段となります。

Instagramが公式に明言してはいないのですが、ストーリー投稿にURLを設置するためには「フォロワー数1万人(目安)以上」を満たす必要があるとされています。
ですので、Instagramインフルエンサーマーケティングで成功するには、フォロワー数1万人以上のインフルエンサーを選ぶことをおすすめします。

それでは事例を見てみましょう。

インフルエンサーマーケティング事例①:ひなたライフ/インテリア雑貨

まず紹介するのは、インテリア雑貨をネット販売する「株式会社ひなたライフ」によるインフルエンサーマーケティング事例です。

 
 
 
 
 
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ᐝ(@amico_no_hana)がシェアした投稿

出典元URL:https://www.instagram.com/p/CL3czlQFmpp

写真を投稿しているのは「amico(@amico_no_hana)」さん。

素敵なインテリアやお料理に囲まれた暮らしが人気を呼び、2.3万人の人からフォローされているインフルエンサーです。
今回の例では、写真右手前にあるガラス製フラワーベースの商品PRを行っています。

投稿には、ひなたライフのInstagram公式アカウントへのメンション・タグ付けを行い、商品に興味を持った人が公式アカウントに遷移しやすいよう誘導しています。
また、「#ひなたライフ」「#hinatalife」などのハッシュタグも複数設置しており、自身のフォロワーだけでなく、ひなたライフファンの目に広く触れられるように工夫がなされています。

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:ストーリー投稿からサイトへの直接遷移

ひなたライフ/インテリア雑貨 事例

出典元URL:https://www.instagram.com/p/CL3czlQFmpp/

こちらは、2021年2月に投稿されたamicoさんのストーリー投稿のキャプチャです。ご覧の通り、インフルエンサーマーケティングの成功ポイントであるストーリー投稿も忘れてはいません。ストーリー投稿にはURLが設置されており、「もっと見る >」をタップすると、ひなたライフの商品ページに直接遷移することができます。

インフルエンサーマーケティング事例②:KINS/健康食品・美容・コスメ

次に紹介するのは、菌に着目したサプリメントやエッセンス、基礎化粧品などを販売する「株式会社KINS」のインフルエンサーマーケティング事例です。

華やかな料理写真で人気のインフルエンサー「まいちく(@ maichiku3)」さんを起用し、そのタイムラインに違和感なく馴染むよう工夫されています。

 
 
 
 
 
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まいちく❁(@maichiku3)がシェアした投稿

出典元URL:https://www.instagram.com/p/CK_Igm2lvr

フルーツサンドの美しい断面が見事なこちらの写真。
一見すると、普段通りまいちくさんが投稿している料理写真のようですが、よく見ると写真右奥にKINSの商品が写り込んでいることが分かります。

普段の投稿に馴染ませることでPR感を薄れさせ、多くのフォロワーに見てもらうために工夫を凝らしたこちらの事例。2枚目には商品のアップ写真も投稿されており、商品PRもしっかり行っています。

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:タイムラインに馴染む見せ方

 
 
 
 
 
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まいちく❁(@maichiku3)がシェアした投稿

出典元URL:https://www.instagram.com/p/CKz-gxSlwi2

同じまいちくさんの投稿でも、PR商品を前面に押し出したこちらの事例では、「いいね!」数が先程の事例の1/3近くに留まっています。
PR投稿が敬遠されるのはどのメディアも同じですが、写真の”映え”感が重視されるInstagramにおいては、こうしたPR投稿への反応が特に鈍くなりがちです。

株式会社KINSの同様、まいちくさんの投稿に馴染ませた形の事例をもうひとつ見てみましょう。

 
 
 
 
 
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まいちく❁(@maichiku3)がシェアした投稿

出典元URL:https://www.instagram.com/p/CK0rAhBFeq4

こちらも、やはりいいね数が多くなっています。

これら2つのインフルエンサーマーケティング事例から、起用したインフルエンサーの普段の投稿に寄せることでPR感を薄れさせ、より多くのフォロワーから支持を集めることが成功の秘訣であると分かります。

インフルエンサーマーケティング事例③:Uni-Beauty/カラーコンタクト

この章の最後に、カラーコンタクトの販売を手掛ける「ユニビューティー株式会社」のインフルエンサーマーケティング事例を紹介します。
YouTuberとしても活動する人気インフルエンサーを起用し、Instagram以外のSNSからの集客も狙った好事例です。

 
 
 
 
 
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山神アリシア(@aliciayamagami)がシェアした投稿

出典元URL:https://www.instagram.com/p/BvglpYaDyDY

写真を投稿しているのは、モデルとしても活躍している「山神アリシア(@ aliciayamagami)」さん。
Instagramのフォロワー数は2万人、YouTubeのチャンネル登録者数は4.07万人と、各SNSで人気のインフルエンサーです。

透明感のある美しさが魅力の山神アリシアさん。 インフルエンサーマーケティングの成功に欠かせない「この商品・サービスを購入すれば、自分もこんなふうになれるかも」という思いを抱かせる好キャスティング事例です。

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:他SNSからの流入にも期待したキャスティングを

Youtube_山神アリシア

出典元URL:https://www.youtube.com/channel/UC0GDAqYf869X1Zy-kErXXgQ

美容法やヘアアレンジなどを定期的にアップし、多くのフォロワーを抱える人気YouTuberでもある山神アリシアさん。
YouTubeチャンネルのトップページには画面右上に(上図キャプチャ参照)、および各動画ページには概要欄にInstagramへのリンクが設置されており、YouTubeで獲得したファンがInstagramに流入しやすい設計になっています。

このように、Instagram上での影響力はもちろん、他SNSでも人気のインフルエンサーを起用することも、Instagramでのインフルエンサーマーケティングを成功させるために欠かせないポイントのひとつです。

【YouTube】を活用したインフルエンサーマーケティング成功事例3選

続いて、YouTubeにおけるインフルエンサーマーケティングの事例をご紹介します。

YouTubeのメディア特性は以下のとおりです。

  • 月間利用者数:6,500万以上(2020年9月時点、Google調べ
  • 利用者の年代幅が広く、他SNSではリーチしづらい年代層にもアプローチしやすい(InstagramやTwitter、Facebookにおける全年代利用率が約3~4割程度に留まる一方、YouTubeの全年代利用率は7.6割と極めて高い)

URLの設置方法が制限されているInstagramとは異なり、YouTubeでは、

  1. 動画概要欄・コメント欄へのURL設置
  2. 動画内にURLを設定した「カード」を設置

などの方法でURLを設置でき、サイトに直接誘導しやすい仕様となっています
また、動画を通じて商品・サービスの魅力をたっぷり伝えることができるので、商品・サービスの説明を丁寧に行いたい場合にもおすすめのメディアです。

それでは、事例を見てみましょう。

インフルエンサーマーケティング事例④:東ハト/製菓

キャラメルコーンで知られる「株式会社東ハト」では、YouTubeを活用したインフルエンサーマーケティングを実施しています。

出典元URL:https://www.youtube.com/watch?v=IY2S_4jOj9o&feature=youtu.be

動画を投稿しているのは、「料理のおにいさん」の愛称で親しまれる料理研究家「料理研究家リュウジのバズレシピ」さん。
料理初心者でも挑戦しやすい絶品レシピと、飲酒しながら料理をするという独特のスタイルで話題を集め、チャンネル登録者数は驚異の168万人超えという大人気インフルエンサーです。

その影響力は他SNSでも絶大で、Instagramでは100.7万人、Twitterでは177万人ものフォロワーを抱えるリュウジさん。
YouTubeにアップした動画は他SNSでも積極的に宣伝しているので、YouTubeチャンネルの登録者はもちろん、他SNSで投稿を見かけたユーザの流入にも期待ができます。

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:極めて親和性の高いインフルエンサーの起用

誰だって、その道のプロが言うことには説得力を感じるもの。
美味しいレシピを発案し続ける料理研究家が「美味しい」と言う食品は、きっと美味しいと思うはずです。
さらに、食品をより美味しく食べるためのアレンジレシピを紹介されれば、なおのこと「食べてみたい」「挑戦してみたい」という欲求が刺激されることでしょう。

このように、PR商品(今回の場合は「食品」)と親和性の高いインフルエンサー(今回の場合は「料理研究家」)を起用し、PR商品に興味を持ちやすいユーザに情報を届けることが、インフルエンサーマーケティングにおける重要な成功ポイントとなります。

インフルエンサーマーケティング事例⑤:UNIQLO/アパレル・雑貨

幅広い世代に人気のアパレルブランド・UNIQLOを展開する「株式会社ファーストリテイリング」も、YouTubeを活用したインフルエンサーマーケティングを実施しています。

出典元URL:https://www.youtube.com/watch?v=iEN2PQfZs3s

起用したのは、同世代の女性から多くの支持を集めるインフルエンサー「なぐもふうか」さん。
YouTubeチャンネル登録者数は36.1万人で、週1~2回のペースでダイエットやファッション、美容に関する動画をアップしています。

動画の概要欄には、紹介したファッションアイテムの名称・色・価格・ECサイトの商品ページがすべて記載されており、動画を見て興味を持ったユーザがすぐに購入できるよう工夫がなされています。
複数のURLを設置し、商品ごとに細かく導線を確保することで、インフルエンサーマーケティングの効果を高めた好事例と言えるでしょう。

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:サムネイル画像やタイトルにも目立つ工夫を

多くのユーザにインフルエンサーマーケティング事例を見てもらうためには、数ある投稿の中で目立つことが必要不可欠です。
株式会社ファーストリテイリングの事例では、そのあたりのポイントもしっかり押さえられています。

次の画像をご覧ください。

Youtube_なぐもふうか

出典元URL:https://www.youtube.com/channel/UCwziFMRr3O1wkSqBeo3K6Yg/videos

こちらは、なぐもふうかさんのYouTubeチャンネルの動画一覧ページのキャプチャです。
15個並んだサムネイル画像の中でも、赤枠のついた2個のサムネイルが突出して目立っていること、また他動画に比べて再生回数も極めて多いことにお気付きいただけるでしょう。
加えて、今回紹介した事例の動画(上段中央)は、タイトルに【緊急】と入れ、よりユーザの目を引けるよう工夫を凝らしています。

インフルエンサーマーケティング事例⑥:ナンバーズイン/美容・コスメ

この章の最後に紹介するのは、韓国発の人気基礎化粧品ブランド・ナンバーズインを運営する「株式会社Benow」によるインフルエンサーマーケティング事例です。

出典元URL:https://www.youtube.com/watch?v=wb6OfkAuP7E

起用したのは、韓国好きで知られるインフルエンサー「あゆたび / ayu tabi」さん。
韓国の旅行体験記・美容グッズ・料理紹介などで人気を博し、そのチャンネル登録者数は15.3万人。
韓国への愛と熱意と知識を武器に、同じく韓国好きの若い女性を中心として高い支持を集めています。

こちらの動画は、サムネイルに含められた情報だけで

  • 韓国スキンケア商品の紹介であること
  • 混合肌や乾燥肌にも効果があること
  • この商品を使えば大きく垢抜けられること

ということが分かり、商品と親和性の高いユーザの興味を引く工夫がなされています。

また、動画の概要欄には冒頭部分にインフルエンサーマーケティングのPR商品紹介、およびPR商品ページへのURLが設置されており、概要欄を開いていないデフォルトの状態でも、

  • どんな商品を紹介しているのか
  • その商品はどこから購入できるのか

が分かるようになっています。
(PCでYouTubeを閲覧した場合、概要欄は冒頭3行のみに省略して表示されます)

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:より流入を増やしたいなら広告出稿も併用する

15.3万人ものチャンネル登録者を抱えるあゆたびさんですが、ただ動画を投稿してもらうだけでは、閲覧数の伸びにも限度があります。

株式会社Benowのインフルエンサーマーケティング事例では、あゆたびさんの動画を「TrueView ディスカバリー広告※」としてYouTube内で広告出稿し、より多くのユーザに閲覧してもらうことに成功しています。
※YouTube内のオーガニック検索結果や、関連動画の再生ページなどに配信される広告商品。関連キーワードや動画を元に、商品と親和性の高いユーザに対して効率的にアプローチすることが可能。

Youtube_あゆたび

出典元URL:https://www.youtube.com/c/%E3%81%82%E3%82%86%E3%81%9F%E3%81%B3ayutabi/videos
※赤枠部分は加工

上図は、あゆたびさんの投稿動画一覧のキャプチャです。
赤枠部分(筆者加工)が今回紹介した事例の動画です。同時期に投稿された動画の視聴回数は1~2万回程度ですが、こちらの投稿は50万回を超え視聴回数がケタ違いに多いことがお分かりいただけるかと思います。

インフルエンサーの投稿を最大限活用したいときは、ぜひ広告への展開をご検討ください。ただ投稿しただけよりも多くのリーチを確保できることでしょう。

【Twitter】を活用したインフルエンサーマーケティング成功事例3選

最後にご紹介するのは、Twitterを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。

Twitterのメディア特性は以下のとおりです。

  • 月間利用者数:4,500万人以上(2017年10月時点、Twitter Japanによる公式発表
  • 10~20代の若年層の利用が多く、男女比は半々
  • 情報収集や余暇の暇つぶし目的で多く利用され、時間に関わらず一定の閲覧数がある

Twitterの最大の魅力は、その拡散力にあります。
有益な情報や面白い投稿はまたたく間に拡散され、多くのユーザの目に留まります。
インフルエンサー自身のフォロワー数も重要な指標ではありますが、投稿後にいかに拡散してもらうかの仕組みを考えることが、Twitterにおけるインフルエンサーマーケティング成功への近道であると言えます。

それでは事例を見ていきましょう。

インフルエンサーマーケティング事例⑦:SHUGAR MARKET/酒屋・バー

渋谷・新宿・横浜・福岡に店を構える酒屋兼テイスティングバー「SHUGAR MARKET」では、イラストや漫画の投稿で人気のインフルエンサー「ケジメホ(@kmjhknj)」さんを起用したインフルエンサーマーケティングを実施しています。

出典元URL:https://twitter.com/kmjhknj/status/1134294995526070275?s=20

「100種類もの種類を飲み比べし放題の店」と「酒に弱いインフルエンサー」というギャップのある組み合わせが話題を呼んだこちらの事例。
投稿された漫画は いいね:2.7万件、リツイート:1.8万件、引用ツイート:720件という大きな拡散に成功しました。

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:漫画形式に仕立てて読みやすく

実際にSHUGAR MARKETを訪れ、その様子をレポ漫画に仕立てた今回の事例。
漫画であれば、140字や画像だけでは伝えきれない情報をふんだんに伝えることができ、面白みやネタ要素を加えることによって拡散力の強化も狙えます。
文章では読みづらい、PR感が強まってしまうという場合も、漫画であれば抵抗感が少なく済む可能性もあります。

漫画作成を含むため、インフルエンサーマーケティング費用はやや高くなりますが、読まれやすい・拡散されやすいというメリットは大きな魅力です。

インフルエンサーマーケティング事例⑧:Princess Cheese Factory/お取り寄せスイーツ

チーズケーキのオンライン通販専門店を運営する「Princess Cheese Factory」では、年間1,200件もの全国のグルメを食べ歩くというインフルエンサー「唯一無二の絶品グルメ(むにぐるめ)(@muni_gurume)」さんを起用したインフルエンサーマーケティングを実施しています。

出典元URL:https://twitter.com/muni_gurume/status/1364893160866914304

唯一無二の絶品グルメさんのフォロワー数は、なんと129.1万人。
グルメ系Twitterアカウントの中ではトップレベルの拡散力を持つインフルエンサーです。

その拡散力を存分に発揮し、シンプルな写真とテキストのみの投稿ですが、いいね:1.1万件、リツイート:2,795件、引用ツイート:137件という好成績を記録しています。

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:シズル感あふれる動画で商品の魅力をPR

出典元URL:https://twitter.com/muni_gurume/status/1364900573896564743

先のツイートにぶら下げる形で、動画も投稿しているこちらの事例。
たっぷりの蜂蜜がケーキ表面にあふれていく動画はシズル感満載で、写真以上にユーザの胃袋を刺激します。

シズル感が求められる食品系や、着用イメージが分かりやすいアパレル系のインフルエンサーマーケティングにおいては、写真だけでなく動画の活用も検討するといいでしょう。

インフルエンサーマーケティング事例⑨:大東建託リーシング株式会社/不動産仲介業

賃貸仲介の「いい部屋ネット」を運営している不動産仲介業者「大東建託リーシング株式会社」。
今回紹介するのは、いい部屋ネットのテーマソングをBGMにしてダンスを踊る「踊ってみた動画」を用いたインフルエンサーマーケティング事例です。

出典元URL:https://twitter.com/azukin_toki/status/1365618046082060291?s=20

起用されたインフルエンサーは、踊ってみた動画で人気の「@小豆(@azukin_toki)」さんと、6人組の人気YouTuberグループ・東海オンエアの一員である「りょう【東海オンエア】(@TO_RYOO)」さんのふたり。

ダンスが得意な小豆さんと、歌やダンスが苦手というりょうさんというギャップのある組み合わせが受けて、いいね:1.8万件、リツイート:1,682件、引用ツイート:290件という好結果につながり、リンクされているYouTube動画も120万回近い視聴回数を記録、4.7万件の高評価が集まりました。

「ダンスが苦手なインフルエンサーによる踊ってみた動画」という、思わず見たくなる仕掛けが高い結果につながった好事例です。

インフルエンサーマーケティング事例の成功ポイント:人気インフルエンサーのコラボで相乗効果を狙う

小豆さんはTwitterフォロワー数が54.9万人、YouTubeチャンネル登録者数が67万人。
りょうさんはTwitterフォロワー数が145.4万人、YouTubeチャンネル登録者数(東海オンエア)が576万人と、若年層を中心に抜群の拡散力を誇る人気インフルエンサーです。

ふたりのインフルエンサーをコラボさせることで、双方のファンの流入・拡散効果が期待でき、より多くのユーザにリーチすることが可能になります。
今回の事例においては「ダンスが得意なインフルエンサー」と「ダンスが苦手なインフルエンサー」という真逆の性質をもったふたりによるコラボなので、その面白さがより大きな相乗効果を生んだと言えるでしょう。

まとめ

今回は、インフルエンサーマーケティングの2021年最新事例、および各メディアの特徴・インフルエンサーマーケティング手法や、事例ごとの成功ポイントを紹介しました。改めて内容を振り返ってみましょう。

Instagramにおけるインフルエンサーマーケティング成功ポイント

  • フォロワー数1万人以上のインフルエンサーを起用し、URLを設置したストーリーを投稿してもらう
  • インフルエンサーの普段の投稿に馴染ませることで、嫌悪感なく投稿を見てもらう
  • 他SNSでも人気のインフルエンサーを起用する

YouTubeにおけるインフルエンサーマーケティング成功ポイント

  • PR商品と親和性の高いインフルエンサーを起用する(インフルエンサーによる紹介に説得力を持たせる)
  • サムネイル画像やタイトルにも工夫を凝らし、他の動画に埋もれてしまわないようにする
  • インフルエンサーの投稿を広告に展開し、より多くの流入を確保する

Twitterにおけるインフルエンサーマーケティング成功ポイント

  • 漫画形式に仕立てて、読みやすさ・拡散力の強化を狙う
  • 動画を用いて、より商品を魅力的にアピールする
  • 複数の人気インフルエンサーを同時起用し、コラボによる相乗効果を狙う

 

過去のインフルエンサーマーケティング事例から見えてきた成功ポイントを、ぜひ貴社のインフルエンサーマーケティングの効果最大化にお役立てください。

 

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