興味関心を高めるバナー事例5選|ウェブ部

興味関心を高めるバナー事例5選

広告クリエイティブ

バナーを参考にする際にどんなものがよいのか?

ふと疑問に思ったことはないでしょうか?

参考にするにしてもどんな基準で参考にすべきかを理解しておかないと、作成したバナーが意味のないものになってしまう可能性もあります。

 

そしてWebサイトの中で無視されるバナーと興味関心を高めるバナーの違いは何か?

その違いを意識し作成しないと、クリエイティブとは言えないかもしれません。

 

そしていくらGDN(Googleが提供する「Googleディスプレイネットワーク」の略称)や
YDN(Yahooが提供する「Yahooディスプレイアドネットワーク」の略称)がクリック課金だからと言って、あぐらをかいていませんか?

裏側の仕組みはCPM配信(ネット広告の配信の種類の一つで、表示1000回あたりの料金。)のため、
CTRを高めるバナーの作成は非常に重要です。

 

デザインに凝り過ぎて、失敗するパターンは多々あります。

基本的に無視される存在だからこそ、ユーザーの興味関心を高めるための一工夫は時に大きな威力を生みます。

そこで、ユーザーの興味関心を高めている事例をタイプ別にご紹介します。

 

興味関心を高める工夫を上手く取り入れたバナーの事例5パターン

1.【逆手にとる】バナー事例

2.【好奇心】バナー事例

3.【セリフ】バナー事例

4.【うっとり】バナー事例

5. 【限定】バナー事例

 

 この5つのパターンを頭に入れておくだけで、興味関心を高めたクリエイティブの展開がスムーズにできるかと思いますので、参考にしてください。

早速、1つずつ詳しく解説していきます。

【逆手に取る】バナー事例


図1

 

 

 

 

 

※teratail(出典:http://retrobanner.net/archives/6006

 ①のクリエイティブは、ニーズを満たした際にはサイトを閉じると訴求したもの。普通サイトは常にあるもので、更新をしていくものですが、

その常識を逆手に取った表現で、このサイトがなくなる前に是非チェックしてみてねというメッセージを込めたものとなります。

考え方としてはショップの閉店セールと同じもので、「今、アクションすべき」というユーザーの背中を押すタイプのクリエイティブとなります。

 


図2

 

 

 

 

 

※声カレ(出典:http://retrobanner.net/archives/5950

 ターゲットコール(※カクテルパーティー効果)はよく使用される表現ですが、②のクリエイティブはそのターゲットコールに禁止というフレーズを加えたパターンとなります。禁止されるとやってしまいたくなるカリギュラ効果は非常に効果的な表現です。

※カクテルパーティー効果とは、自分に関係ある情報には、無意識に注意・興味関心が向く現象

自分たちの商品を売りたいがために強く押し出すよりも、ユーザー視点に立ちどう伝えるか、を考えていくと、このような表現はひとつ武器となります。

近年流行っている、各企業のエイプリルフール企画同様に、ユーザーをいい意味で裏切るということは非常に重要な要素となります。

常識的なキャッチコピーを考えた後に否定的な表現にして同じ意味にすることで、この逆手に取るクリエイティブは生まれてきますので、一度作ったものを言い換える練習をしてみてください。

【好奇心を煽る】バナー事例

 


図3

 

 

 

 

 

※CSC(出典:http://retrobanner.net/archives/5567

 人間が他の動物と違うところは、好奇心を持ち合わせているところです。

「知りたい」「なんでだろう」と思うことが人間の特長であり、そこをくすぐることができれば、
ユーザーの興味関心は非常に高まります。

 ③のクリエイティブのように、たとえ自分自身が70歳でなくても、少し「なぜだろう」と感じてしまいませんか?

さらに画像の素材も若々しい画像を使用しているために、70歳とのギャップを生み出しています。

「なぜ」というフレーズはたった2文字ですが、時に大きな好奇心を生み出す言葉ですので、
「なぜ」 「なんで」 「どうして」などのフレーズは意識的に使用してみてはいかがでしょうか。

セリフ型

 


図4

 

 

 

 

 

※Green(出典:http://retrobanner.net/archives/4365

 


図5

 

 

 

 

 

 ※健康家族(出典:http://retrobanner.net/archives/3646

 吹き出しが付いたセリフのクリエイティブは見かけたことがあるかもしれませんが、画像とシンクロしたセリフはイメージが重なり、記憶に留まりやすいかと思います。この場合、まずは画像が重要となってきます。

大喜利で言うと、写真で一言に近い考え方となります。

写真を見て、そのシチュエーションを想像し、簡潔な言葉で表現する。セオリーではありますが、共感を得るという部分では非常に有効な表現となります。

写真を選んだら、その人物の気持ちになりきって、コピーを考えます。⑤のクリエイティブの場合、想像がしやすいですね。

ユーザーインサイトの訴求はCTRを高めるクリエイティブとなりますので、そのインサイトをキャッチと画像のコンビネーションでうまく興味関心を高めてみると良いかもしれません。

【うっとり型】バナー事例

 


図6

 

 

 

 

 

 ※泣ける広島県 (出典:http://retrobanner.net/archives/6081

 


図7

 

 

 

 

 

 ※GAP(出典:http://retrobanner.net/archives/5913

 旅行やファッション業界で多いのがうっとり型のキャッチコピーです。

ユーザーとの同調を狙ったクリエイティブとなり、価格訴求やキャンペーン訴求と合わせて使われることが多いタイプとなります。

当然キャッチコピーが肝となってきますが、うっとりさせるような画像選びも重要です。

インサイトを刺激するパターンとなりますので、当たったときのインパクトは非常に大きくなります。

ユーザーに期待することとしては「あ~行ってみたい」だったり「あ、買ってみようかな」といった感情となります。

交通広告やポスターなどを日ごろから見ていると、このような訴求のクリエイティブは多く見かけますので、参考にしてみてください。

また、伝えたいことを短い文で書いてみるという練習も必要かと思います。

言い回しやボキャブラリーはストックとして取っておき、次回に活かすというやり方が、知識の増加に繋がりますので、やってみるといいかもしれません。

 

限定型


図8

 

 

 

 

 

※amazon(出典:http://retrobanner.net/archives/6047

 テキストのみのクリエイティブとなりますが、シンプルで分かりやすい事例です。

また「売切れ次第終了」と付けることで、ユーザーに「今買わないと終わってしまうかも」という危機感を植えつけることができます。

皆さんも買い物をしているときに、「この服、ラスト一着なんですよ」と言われ、思わず財布の紐がゆるくなった経験もあるかと思います。

それと、昔からの王道のパターンとなりますが、今も昔も「限定」にはついつい引かれてしまうかと思います。

 

【おすすめのバナー事例紹介サイト】

バナーデザインアーカイブ

http://banner.keizine.net/

上のサイトはサイズや業種からバナーのアーカイブが見ることができたり、バナーの色によってもソートをかけることができるので、色味の参考にも使用できるサイトでおススメです。

業種別でバナーを参考にしたい方は押さえておきたいサイトだと思います。

 

Retrobanner

http://retrobanner.net/

このサイトもバナーデザインアーカイブと同様の検索システムを持っています。

プラスαでバナーのテイストでも検索をすることが可能ですので、○○っぽいバナーを作りたいと思った時には、チェックしてみてくだい。

上の2サイトは一般的にバナーの事例を探すときには押さえておきたいサイトとして推奨しますので、是非参考にしてみてください。

 

まとめ

 

今回は興味関心を高める一工夫についてについてお伝えしましたが、今後もいろいろな観点で書いていきたいと思います。

アイデアや効果に煮詰まったときは参考にしてもらえればと思います。

 

使用バナーに関しては下記サイトを参照

Retro banner

http://retrobanner.net/

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